首都圏の1都3県を除く大阪や愛知など6府県について、新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が、28日夜で解除されます。

28日の夜で緊急事態宣言が解除されるのは、大阪・兵庫・京都の関西3府県と愛知・岐阜・福岡の合わせて6府県です。大阪の街では・・・。

「(解除に)賛成ですね。感染者が身近にいなくて、落ち着いている感じがする。バランスを見ながら気を付けて生活したい」(男性)
「僕らみたいな持病を持っている人は、重症化するというのがあるので、もうちょっと待った方がいいかな」(男性)
「早いんと違う?もっとした方がいいんと違う?お店の人は大変やけど」(女性)

関西3府県の知事らは、国に対し感染再拡大を防ぐため引き続き対策の強化を講じることなどを求めています。

愛知県と岐阜県に出されている緊急事態宣言も28日で解除されますが、観光地の岐阜県高山市では期待と不安の声が聞かれました。

「良かったと思う。みんなで気を付けて感染防止したい」(観光客)
「解除はありがたいが、安心して(外に)出てみようかなと思うのは、1週間ほど先ではないか」(土産物店)
「解除されても他の県に行くなという話だから、一緒だと思う」(朝市の出店者)

愛知県と岐阜県では緊急事態宣言が解除された3月1日以降も、一定期間、飲食店への時短営業や不要不急の移動の自粛など要請を行い、感染の再拡大を防ぎたい考えです。

令和ゆかりの地、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮は、朝から大勢の参拝客などでにぎわっていました。

「ちょっとやっぱりきょうでも人出が多いので、解除になるともっと人出が多くなるのかなと思って」(参拝客)
「なかなかゼロにはならないと思うので、こういった状況の中でも何ができるのかというので考えていければいいのかなと思います」(参拝客)
「お店で考えると、緊急事態宣言解除になるとほっとする反面、心配なところが出てくるっていうのは正直あるんですけど」(参道の店の人)

福岡県の病床稼働率は26日の時点で40%を超えていて、県は「宣言解除後のリバウンドを防ぐことが最大の課題」としています。

一方、東京都は新型コロナウイルスについて28日、新たに329人の感染を発表しました。一日の新規感染者が300人を超えるのは2日連続です。

7日間平均の感染者数は277.4人で、前の週と比較すると81.2%となっていて、都が緊急事態宣言の解除の目安としている「1週間前の7割以下」を超えています。重症化リスクの高い65歳以上の高齢者は131人でした。また、現在入院している患者のうち重症者は、27日から1人減って67人となっています。

(Nスタ 2021年2月28日 放送)

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