国会では、補正予算案の審議が始まっています。菅総理はGoToトラベル事業について、“しかるべき時期”に再開することに意欲を示しました。
25日から始まった衆議院の予算委員会。野党側の質疑は、咳き込む場面がみられた菅総理の体調を気遣うところから始まりました。
「今朝も朝からちょっと(菅首相の)声のかすれが気になる。体調はいかがですか」(立憲民主党 小川淳也衆院議員)
「ご心配いただきありがとうございます。のどが痛くて声が出ないだけで、いたって大丈夫です」(菅義偉首相)
その野党側が求めたのは、補正予算案で1兆円以上が計上されている「GoToトラベル」事業の撤回です。
「この補正予算に、私は1兆円のGoTo予算が入っていることは不謹慎だと思う。3月までにやるんですか。撤回して組み替えを求めたいと思います」(立憲民主党 小川淳也衆院議員)
「GoToトラベルについては、地域経済の下支えに貢献するものであり、しかるべき時期に事業を再開するときに備えて計上をいたしてます」(菅義偉首相)
菅総理はこのように述べ、GoToトラベルについて“しかるべき時期”に再開することに意欲を示しました。また、先週の本会議で“時間が短い”“不誠実”などと批判を受けた菅総理の答弁については、こんな注文が・・・
「きょうは紙見て答弁するのやめませんか。官僚が作成した答弁書を読んでも国民に伝わりません。私も紙用意してますけど見ずにやりますよ」(立憲民主党 江田憲司代表代行)
「私は内閣総理大臣として、しっかりとした答弁をさせていただきたい。そういう意味で、(紙で)確認しながら(答弁)させていただいてます」(菅義偉首相)
菅総理は、原稿を手にした答弁に、こだわりを見せました。
一方、来月7日に期限を迎える11の都府県に対する緊急事態宣言の解除の目安についても質問が・・・。西村大臣は新規感染者数が基準を下回っても“直ちに解除とはならない”と述べました。
「(東京で)1日あたり約500人という数字が出てきますが、これを下回ったからといって直ちに解除するということではなく、病床の状況などを含めて、総合的に判断していくことになります」(西村康稔経済再生相)
西村大臣は、医療体制などそのほかの要素を含めて、総合的に判断すると強調しました。
(Nスタ 2021年1月25日放送)
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