アメリカのトランプ大統領とホワイトハウスで会談したミシガン州の共和党幹部が大統領選挙の結果について、「ミシガン州でのバイデン氏勝利は変わらない」との認識を示しました。

 選挙での不正を主張しているトランプ大統領は20日、ホワイトハウスに中西部ミシガン州議会の共和党幹部を招いて会談しました。会談ではトランプ大統領がバイデン氏勝利の選挙結果を無視し、ミシガン州議会の独断でトランプ支持の選挙人を指名するよう求めるのではないかとみられていました。会談の中身は明らかになっていませんが、ミシガン州議会の幹部は会談後に声明を発表し、「選挙結果を変更させるべき情報は何もない」とミシガン州でのバイデン氏勝利が覆ることはないと明らかにしました。選挙の不正を訴える法廷闘争が行き詰まりを見せるなか、身内の共和党からも選挙結果が覆ることはないとする声が公然と上がる形となり、トランプ大統領の抵抗は限界を迎えつつあります。
[テレ朝news]