OpenAI、IPO申請 上場時期は未定 – Impress Watch

OpenAIは8日(米国時間)、米国証券取引委員会(SEC)に新規株式公開(IPO)に向けたS-1草案(Draft S-1)を提出したと発表した。

上場の時期については未定。非上場企業のほうがが実施しやすい事もあるため、上場までにはまだ時間がかかる可能性があるとしている。ただし、「おそらく情報が漏洩する」として草案の提出を公表した。「上場が最善の選択肢となった場合には、より早期に上場できる余地を残しておく」としている。

12日にはSpaceXが新規株式公開を予定しているほか、Anthropicも上場を申請しており、主要なAI企業の上場が続くこととなる。

OpenAIはあわせて、「Built to benefit everyone: our plan(すべての人々のために:私たちの計画)」と題した声明も発表している。

同社の目指す方向として、「人類のためのAIを構築すること」を掲げ、少数の企業、政府、個人に権力が集中するのではなく、広く人々に力を与えることを意味すると強調。権力が広く分散され、より多くの世界の人々が レジリエンス(回復力のある)・エコシステムの構築に参加できることが、より安全な未来であると説明している。

今後の目標としては、「自動化されたAI研究者の構築」「経済を加速させる」「地球上のすべての人にパーソナルAGIを提供する」と説明。これらの実現のためのOpenAIは「第3フェーズ」に入るとする。

OpenAIの第1フェーズがAGIに向けた研究、第2フェーズが研究が現実世界に関連を持ち、(ChatGPT等の)プロダクト企業としてそれらを普及させること。今後の、第3フェーズは、AIの能力を、人々が実際に活用して繁栄できるツールへと変えることとし、権力の広範な分散のためにも、安全性、プライバシー、手頃な価格、オープンなエコシステム、そして公的監督が重要としている。