イスラエル企業「Foresight」、日本の車載AIデバイスメーカーとの最終開発・商業化契約を締結 – 駐日イスラエル大使館 経済部

イスラエル企業「Foresight」、日本の車載AIデバイスメーカーとの最終開発・商業化契約を締結

2026.06.09
自動車関連技術

3D認識システムを開発するイスラエル企業「Foresight Autonomous Holdings」は、日本の車載AI機器メーカーおよびCornes Technologiesと最終開発・商業化契約を締結しました。

本契約には、設計凍結および量産移行フェーズが含まれており、2027年初頭の量産開始への道筋を開くものです。

本契約に基づき、Foresightはソフトウェアライセンスモデルを通じて、2027年から2030年の間に最大約1,050万米ドルの売上を得る可能性があります。この収益機会は、合意された数量連動型の継続ライセンスモデルのもとで、メーカーが約40万台の需要を見込んでいることに基づいています。

契約のもと、Foresightは同社のScaleCam 3D認識ソフトウェアパッケージを提供します。

このソフトウェアは、高解像度の深度マップ、高密度ポイントクラウド、業界最高水準の障害物検知性能、誤警報をほぼゼロに抑えた検知能力を実現するもので、メーカー指定のハードウェアおよびカスタマイズされたステレオカメラ向けに最適化されています。

メーカーのシステムは、既存車両にも後付け可能な車載AIソリューションであり、ADAS(先進運転支援システム)、ナビゲーション、対話型AI、エンターテインメント機能、緊急対応機能

を提供します。

主なターゲット市場は日本国内のフリート事業者および一般消費者市場であり、実際の走行データを活用したディープラーニングにより継続的に進化していきます。

さらに両社は、フリート市場および消費者市場への展開と並行して、共同ソリューションを主要OEM(自動車メーカー)へ導入することも目指しています。まずは日本市場のOEMを対象とし、その後はグローバルの自動車OEMおよびTier1サプライヤーへの展開を計画しています。

このGo-to-Market戦略により、高い生産規模を背景としたさらなる販売拡大と大幅な収益増加が期待されています。