女優木村文乃(31)が20日、東京・渋谷のNHKで、主演する同局土曜ドラマ「サギデカ」(31日スタート、土曜午後9時)の会見に、共演の高杉真宙(23)と出席した。会見開始から約10分後、渋谷区内の一部が停電するトラブルに見舞われたが、2人は機転を利かせてサービストークを展開した。 特殊詐欺グループを追う刑事と、振り込め詐欺グループに属する青年の交流を描くヒューマンドラマ。女性刑事を演じた木村は「資料の綿密さに驚き、作品に懸けるスタッフの思いを背負いながら撮影する日々でした」とあいさつ。すると会話の途中で停電が発生し、会場の明かりが消えた。スタッフから知らせを受けると、非常事態に驚きつつも「暗い中でもうちょっと話ししますか」と高杉とトークを開始した。 木村は猛暑中行われた撮影エピソードを紹介。振り込め詐欺グループの一員を演じた高杉は、刑事役の面々の仲の良さをうらやましがると「僕はずっと1人が多かったから、警察チームになりたかった」とぼやいて笑わせた。 その後も電力が復旧することはなく、暗闇の中会見は進行した。木村は「刑事モノは白か黒のイメージがあるけれど、何を信じて貫くかの物語。自分の信念を貫くことはこの時代に難しいけれど、忘れちゃいけないと学ばせてもらった」。詐欺の巧妙な手口について知ったという高杉は「とても作り込まれていて、そのプロがいるんだと。僕ならだまされるかも」と苦笑した。