ドラマ「死役所」の記者会見が本日10月10日に東京都内で開催され、キャストの松岡昌宏(TOKIO)、黒島結菜、清原翔、松本まりか、でんでんが出席した。

あずみきしのマンガをもとにした本作は、自殺、他殺、病死、事故死などさまざまな理由で亡くなった者たちの行き先を決める手続きを行う場所・死役所を舞台とした物語。この日の会見は、死役所のセット内で行われた。主人公・シ村を演じる松岡は「とても人気のあるマンガということで全部拝見したんですけれども、これをテレビで表現できるのかな?という不安を感じたのと同時に、もし再現するのであればいち視聴者としても観たくなるなと思いました」と撮影前を振り返る。

20歳の誕生日に死んでしまった女子大生・三樹ミチル役の黒島は「だんだんと死に向き合っていく役どころなのですが、私自身お芝居をする中でいろいろと考えさせられました」と述懐。原作ファンが周囲に多かったという死役所職員・ハヤシ役の清原は自身の役柄を「(ハヤシは)言葉遣いなどが若者風なだけで、本人はしっかりしたものを持っている」と説明した。クールな職員・ニシ川役の松本は「今日は絶対に笑わないようにします」と意気込むも、話しているうちについつい笑顔が出てしまう。必死で真顔を作ろうとする松本に、松岡が「いいんじゃないの、もう?」とフォローの声を掛けると、会場からは笑いが起こった。

それぞれの役が秘密を抱えていることから、キャストたちが知る“秘密”について質問が。松岡は、でんでんが俳優陣やスタッフのイラストを描いているという裏話を明かし、「たまに絵に集中しすぎてセリフが出てこないことがある」とチクリと刺す。これに対しでんでんは「どこの現場でも時間があれば描いてるね。セリフ覚えるのはそのあと」と笑って返した。