俳優の西島秀俊(51)が27日、都内で行われたWOWOW『WHO I AM』プロジェクトの新シーズンの放送・配信を記念した『未来へ動き出そう!~東京パラリンピックが残してくれたもの~第9回「WHO I AM」フォーラム』に参加した。

 WOWOW『パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM』のシーズン1から西島はナレーションを担当している。イベントには、陸上パラリンピック金メダリストの伊藤智也(59)も出演。伊藤は「東京大会は入り口。そこから何をスタートさせるか。僕は、出れる出れないは別として、パリ大会、ロス大会に向けて羽ばたいていきたい」と宣言した。

 西島から継続できる理由を問われた伊藤は「やり続けていることに対して、自分の意思だけではない、というのは大事にしたい。周りの支えや、世の中の動きとかいろんなことがいい風に重なってくれたからこそ自分は続けられている。一生懸命な自分でお返しするしかないぐらい周りの支えってスゴい」と明かす。

 西島は「僕も50代に入った。自分が関わる作品で若い人たちが、いろんな価値観を持って自由に才能を健康的に発揮できる場を作っていきたい。継続していくってことが大事なのかな。ドン、と大きく打ち上げて終わってしまっては意味がない。僕なんか遅咲きだった。長く見守ってくださる人がいたから、お仕事をいただくことができた」としみじみ。

 「健康的に長く才能を発揮できる場所を作れたらいいな。映像の世界だけじゃなくて、世の中全体が自由な才能を発揮して価値観を持って、それをみんなが優しく見守るような世界に。自分も微力ですけど、力を尽くしていきたいと思います」と誓っていた。

 WOWOWが、2016年から放送・配信を行なっている、世界最高峰のパラアスリートに迫る大型シリーズ『パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM』が、「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM パラリンピック」にリニューアルし、8日から新シーズンを放送・配信している。さらに今シーズンから新しく、エンターテイメントの世界の第一線で活躍する多彩な表現者たちが登場する新シリーズ「ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM LIFE」が加わり、29日から放送・配信がスタートする。

 イベントには、作曲家のマイケル・ハウウェル、アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともか、MCとして松岡修造も参加した。

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