新型コロナウイルスの感染状況を分析する厚生労働省の専門家会議は、感染者は北海道以外のすべての地域で増加傾向だが、増加速度は鈍化していると報告しました。

国立感染症研究所・脇田隆字所長「感染のレベルも高い地域が多いですが、増加速度、鈍化傾向がみられています」

厚労省の専門家会議は、全国の感染者は、北海道では減少に転じたものの、そのほかのすべての地域で今週、先週比は1を上回っているとした上で、増加速度は鈍化がみられると報告しました。ただ、感染が拡大していた北海道や長野では死亡者の増加がみられ、注意が必要だと指摘しました。

会議では加藤厚生労働相から、新型コロナウイルスの感染症としての位置づけについて、今後、2類相当から5類に見直すかどうかを検討する上で、現在の新型コロナの病原性、感染力、変異の可能性などの最新のリスク評価に関して、「専門家の皆さんには、深掘りした上で、わかりやすい考えをお示しいただきたい」との要請もあり、今後、専門家の中で議論することとなりました。
(2022年11月30日放送)

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