感染が判明したのは未就学児から90歳以上までの151人です。保健所別に見ると高知市が53人、幡多管内が16人、須崎管内が13人、中央西管内が10人などとなっています。

80代から90代の男性3人が、きのう(20日)亡くなりました。全員、基礎疾患がありました。

新たなクラスターは3件で、高知市の2つの医療機関で6人と5人、高齢者施設で5人が感染しています。

また県の発表とは別に、宿毛市は愛媛と岡山へ視察に訪れていた市議会議員3人と職員2人の感染を発表しました。

県はインフルエンザとの同時流行などによる発熱外来のひっ迫に備えて、きょう(21日)から「陽性者オンライン診療センター」を再開しました。対象となるのは検査キットで陽性が判明した人など陽性者フォローアップセンターに登録された16歳以上で療養期間中の人です。解熱薬などを希望する人がオンラインで医師に診療してもらい薬の処方を受けられます。薬は自宅に配送してもらう、もしくは近くの薬局で受け取れます。

また高知市は、先週水曜日、2回目の接種を予定していた女性に誤って3回目以降にしか使えないオミクロン株対応のワクチンを接種したと発表しました。女性に重篤な副反応はないということです。

県内の感染者の累計は10万9501人となりました。54人が入院していて、重症は1人減って1人、中等症は4人減って5人です。

四国の感染者は愛媛が283人、香川が208人、徳島が111人です。