西島秀俊主演、佐々木蔵之介共演で、かわぐちかいじ原作の同名ベストセラーコミックを実写映画化する『空母いぶき』。戦後、日本が経験したことのない24時間を描くこのクライシス大作の本ポスタービジュアルと新たな予告編が解禁となった。

本作は、架空の航空機搭載型護衛艦「いぶき」とその乗組員を中心に、国籍不明の軍事勢力から襲撃を受けた非常事態下の日本において、それぞれのやり方で平和を守ろうとする人々の熱い闘いを描いた作品。

20XX年。日本の最南端沖で起こった国籍不明の軍事勢力による突然の襲撃。日本領土の島が占領され未曾有の緊張が走る中、政府は自衛隊初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とする護衛隊群を現場に向かわせる。空がうっすらと白み始めた午前6時23分、日本は経験したことのない1日を迎えることになる。西島が、航空自衛隊出身でありながら能力を買われ「いぶき」の初代艦長に抜てきされた秋津竜太役。佐々木が、海上自衛隊の生え抜きながら副長に甘んじている新波歳也役を演じる。

解禁となった本ポスタービジュアルは、真っ赤に染まる「いぶき」を背景に、戦後最大の危機に立ち向かう登場人物たちの緊張状態が伝わってくる写真が、「運命の、24時間。」というコピーと共に配されたもの。

同時解禁となった新予告編は、国籍不明の軍事勢力による日本侵略が勃発するシーンから幕を開ける。そして「これは訓練ではない!」という「いぶき」秋津艦長(西島秀俊)の言葉により、第5護衛隊群の各艦隊員はかつて経験したことのない緊張感に見舞われる。攻撃か防御か? 自身の信念に基づき葛藤する「いぶき」副長の新波(佐々木蔵之介)は「創設以来、1人も戦闘での死者を出したことがないのが、我々自衛隊の誇りだったはずだ」と訴えるが、秋津艦長は「違う。我々が誇るべきは、国民に誰1人として戦争犠牲者を出していないことだ」と否定し、「国民を守るために死ぬのなら、自衛官として本望だろう」と主張する。

ほかにも、たまたま取材目的で「いぶき」に乗艦していた記者の本多裕子(本田翼)、究極の選択を迫られる垂水内閣総理大臣(佐藤浩市)を中心とする政府、第5護衛隊群の各艦長(髙嶋政宏、玉木宏)などのドラマも描かれていく。

本作は2018年3月に撮影を開始し、ポストプロダクションを経て今年1月に完成。いち早く完成作を見た原作者のかわぐちかいじは「優れたアクセルとブレーキ、この2つが機能しなければ動力を備えた運動体は上手く機能しない。それはあらゆる組織・国家も同じだろう。映画は原作以上に秋津と新波が自衛官としてクッキリ描かれていて、国を守るとはどういうことかというテーマが2人の確執を通して浮び上ってくる。秋津と新波は国を守り戦う自衛隊の優れたアクセルとブレーキなのだ」とのコメントを寄せている。

『空母いぶき』は5月24日より全国公開となる。

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