大河ドラマに出てくる地図、小道具として大事なものではあるが、文書とちがって残っているものは少ない。作戦を考えるときに作ったであろう地図はほとんどないので相談しながら作ることになります。
戦国時代の測量技術なので、現在の地形図のようなものはなく、大体の位置関係、山の場所、川の流れ方、道路などを推定しながら作ります。注意しなければならないのが海岸線で、近世~近代の埋め立てでかなり変わっています。
あと、地図で気をつけなければならないのが地名の表記。たとえば現在愛知県の刈谷市は刈谷と書くが、そのころは苅屋という字が使われているなど、地名一つにも考証を重ねています。