アメリカのホワイトハウスは16日、ジル・バイデン大統領夫人が新型コロナの検査で陽性だったと発表しました。

 ホワイトハウスによりますと、ジル夫人は15日夜遅くに風邪のような症状が出始め、その後のPCR検査で新型コロナ陽性と確認されました。症状は軽いということです。

 バイデン大統領夫妻は夏休みのため、10日から首都ワシントンを離れ、サウスカロライナ州に滞在していました。

 バイデン大統領は16日朝の抗原検査で陰性だったため、予定通りワシントンに戻りますが、ジル夫人はサウスカロライナ州の私邸にとどまり、少なくとも5日間の隔離措置を取ります。

 また、バイデン大統領は今後10日間は屋内や人と近くで接する場合はマスクを着用し、検査の頻度も増やすということです。

 バイデン大統領は先月21日、新型コロナに感染したことを発表し、オースティン国防長官も15日、陽性だったと明らかにしています。
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