国の登録を受けずに、暗号資産などの投資を持ちかけ、現金をだまし取ったとされる男に、実刑判決が言い渡されました。

佐藤広行被告(56)は4年前、国の登録を受けずに暗号資産などへの投資を持ちかけ、11人から出資を募ったほか、そのうちの1人に対し「1カ月あたり10%の配当を得られる」などと嘘をついて、300万円をだまし取った罪に問われています。

これまでの裁判で佐藤被告は、国の登録を受けていなかったことを認める一方、「配当金を交付できる見込みはあり、元本保証もできると考えていた」と主張していました。

きょうの判決で神戸地裁は、佐藤被告の主張について、「現実性はなく、願望程度のものにすぎない」と指摘し、「多くの人を言葉巧みに勧誘した悪質な犯行だ」として、懲役2年4カ月を言い渡しました。

カンテレ「報道ランナー」2022年8月4日放送
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#暗号資産投資持ちかけ