吉川英治「新・平家物語」全文を壤晴彦が朗読します。

第187回 巡りぞ会わん(めぐりぞあわん)
講談社・吉川英治歴史時代文庫5巻【みちのくの巻】

【壤晴彦「新・平家物語」再生リスト】
*1話ずつ(毎・月~金 6:00公開)

*総集編(40話ずつ)

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[脚注]
・へいさ[平沙]広々とした砂原。
・ひょうびょう[縹渺]広くはてしないさま。
・さんぽう[三方]前と左右の三方に刳形(くりかた)の穴をあけた台を方形の折敷(おしき)につけたもの。ヒノキの白木製を普通とし、神仏や貴人に物を供したり、儀式のときに物をのせたりするのに用いる。
・もだす[黙す]口をつぐむ。だまる。
・だいはちろうむねしげ[大八郎宗重](生歿年不詳)庭の山椒の木に鳴る鈴かけて・・・・・・稗搗節(ひえつきぶし)で名高い平家の落人伝説。那須の大八・鶴富姫のロマンの主人公こそ、この那須大八郎宗重(宗久)。初めに「西国へ下り、筑紫路の平家の残党を討て」と下知されたのは、あの「扇の的」の余一宗高。しかし彼が病気のため代役として西国へ下ったのは弟の大八郎宗重。大八・鶴富姫の愛の経緯(いくたて)は後日改めて。
・じとう[地頭]鎌倉時代に、公領・荘園を管理し、租税や警察事務をつかさどった役人。「泣く子と地頭には勝てぬ」などという。
・もくだい[目代]昔、国守が赴任しない場合、その代理として任国に行き、現地の事務を扱った職・役人。
・せいろ[世路]世渡り。生きてゆく世の中。わたってゆく世の中。世に処する道など。せろ。世途とも。
・げたつ[下達]上の人の考えや命令などを下の者に伝えること。
・びょう[渺]はっきりと見えないさま。かすか。
・ひょうかん[剽悍]すばやい上に、荒々しく強いこと。また、そのさま。
・ひぞく[匪賊]徒党を組んで略奪・殺人などを行う盗賊。
・はたご[旅籠]「旅籠屋」に同じ。旅行者を宿泊させる食事付きの宿屋。
・かでん[訛伝]あやまって伝えられること。誤伝。まちがった風説や誤報。

   
オープニングテーマ
作曲:木村俊介 https://insho.kmlw.net/
演奏/木村俊介(笛・能管)、稲葉美和(箏)、坂田美子(琵琶)

ディレクター:高橋正興・成瀬一興
   
制作著作:認定NPO法人 演劇倶楽部『座』http://za01.com
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認定NPO法人
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【声の図書館シリーズ・再生リスト】

*声の図書館(短編)

*岡本綺堂「半七捕物帳」朗読:鈴木慎平

*下村湖人「次郎物語」朗読:久瀬秋一

*中勘助「鳥の物語」朗読:相澤まどか

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