2020年に高視聴率を記録したドラマ「極主夫道」 (読売テレビ・日本テレビ系)。累計550万部の同名コミック(著:おおのこうすけ/新潮社バンチコミックス刊)を原作にしたドラマを映画化した、『極主夫道 ザ・シネマ』が6月3日公開される (配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)。数々の伝説を残した最凶の極道 “不死身の龍(玉木宏)”が、足を洗い選んだ道はなんと専業主夫。極道時代の外見や言動が抜けておらず、強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを身につけ、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を賭け、時にはご近所のトラブルに奮闘する。24日、特別映像が公開された。

 本作では、川口春奈が演じる龍の妻・美久、志尊淳演じる龍の元舎弟・雅をはじめ、 “史上最強の専業主夫”に負けない強烈なキャラクターたちがドラマから続投。さらに、吉田鋼太郎、松本まりか、安達祐実らゲストが参戦、濃すぎるキャラたちが全力でふざけ倒し笑いを巻き起こす。

 かりゅう保育園の運動会で、なぜか大人たちが白熱したバトルを繰り広げる特別映像が公開された。まずは騎馬戦。3隊の騎馬で騎手は、美久、元レディースの虎春(松本まりか)、婦人会会長の田中(MEGUMI)だ。銅鑼が鳴ったが、いつの間にかののしり合う女たちのバトルにエスカレート。「どっちが女として上か見せちゃるけーの!」「田舎のクソヤンキーが女語ってんじゃねーよ!!」と美久と虎春の龍を巡る恋のバトルかと思いきや、田中も「ウチら熟女美ボディ、ナメてんじゃねーよ!!」と参戦し「こっちは年輪、重ねてんだよぉぉぉ~~~!!」と二人を黙らせる。そこに割り込んだのがいつもは優しい白石園長先生。なかなか始まらない騎馬戦に「ゴォラ!!ぐだぐだぐだぐだやってんじゃねぇぞ」とキレまくる。
 そこで始まったのが空中戦。まさに「空中戦ってなんすか?」の展開だが、騎手の3人は、「無想転生」、「悪は逃がさない。お縄をゲットだよ」、「おまんら、許さんぜよ」とどこかで聞いたことのあるキメゼリフを皮切りに、奇想天外な空中での戦いに突入。下から唖然と戦いを見守るしかできない龍たち。やがて美久が田中の鉢巻きを手に地上に戻ってくる。「いや・・・どういうことすか」。まさに摩訶不思議な光景だ。

 女たちのバトル⁉まさかの極主夫道流空中戦⁉保育園の運動会で繰り広げられる戦いがどのように転がっていくか?この後に待つ予期せぬ展開を楽しみに待ちたい。