2022/5/19(木)
 岩手県が公表した新たな津波の浸水想定について、宮古市は市民向けの説明会を始めました。
 説明会は県が3月に公表した日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震による津波の浸水想定を市民に周知し素早い避難に繋げる目的で開催されました。この中では市内23カ所の最大津波水位や、防潮堤が破壊された場合と破壊されなかった場合の浸水域の違いなどが説明されました。
 県の想定によると、宮古市では小堀内漁港に県内で最も高い29.5メートルの津波が押し寄せるほか、姉吉漁港では第一波の到達する時間が県内で最も早い14分とされています。また市街地では、地震発生から30分後と70分後に10mほどの津波が来るとされていて、市の職員は一度波が引いても海の近くや低い土地へは行かないよう呼びかけました。
 この説明会は今後市内6ヵ所で25日まで行われます。
https://www.iat.co.jp/news-iat/