市川海老蔵(41)が「スター・ウォーズ歌舞伎」を開催する。シリーズの大ファンとして知られる海老蔵が、9部作の完結編「スカイウォーカーの夜明け」の12月20日公開を前に、11月28日に都内で1度きりの特別パフォーマンスを披露する。 自身が監修、主演を務め、演じるのは第7作からメイン・キャストとなっているカイロ・レン。父はハン・ソロ、師はルーク・スカイウォーカーと王道の流れをくみながら、ダークサイドに落ちた因縁のキャラクターだ。第7、8作のポイントとなった3シーンを中心に、3部構成の舞台を予定している。 SW第1作「新たなる希望」が米国公開された年に生まれ、父團十郎さんと初めて映画館で見た作品がこのその第1作と、生まれながらにシリーズとの縁は深い。 SWで一貫して描かれる親と子、師と弟子の関係は、歌舞伎界に生まれた自身の生い立ちに重なり、根底に流れる「家族の愛と喪失」というテーマとも決して無縁ではなかった。 海老蔵ならではのSW世界観を基に、映像と歌舞伎を融合させた演出になるという。海老蔵は「このたび、シリーズ完結編の公開を記念してスター・ウォーズ歌舞伎を開催いたします。40年以上にわたるスカイウォーカー家の愛と喪失の物語です。スター・ウォーズが好きな方も、歌舞伎が好きな方も、お楽しみいただける舞台になってます」と話している。