フィギュアスケートの全日本選手権は女子シングル前半のショートプログラムが行われ、初優勝を目指す紀平梨花選手がトップに立ちました。 全日本選手権は19日から東京で競技が始まり、女子シングルには29人が出場して、19日は前半のショートプログラムが行われました。 紀平選手は演技冒頭のトリプルアクセルの着氷でバランスを崩しましたが、その後、3回転フリップと3回転トーループの連続ジャンプなどを決めました。 スピンやステップで最高評価のレベル4を獲得できなかったものの、73.98でトップに立ちました。 おととしまで大会4連覇の宮原知子選手は3回転の連続ジャンプの2本目と3回転ループが回転不足と判定され、70.11で2位でした。 去年優勝した坂本花織選手はジャンプやスピンで細かいミスが続き、69.95で3位スタートとなりました。 女子シングル後半のフリーは21日に行われます。 紀平「フリーで4回転に挑戦」 ショートプログラムでトップに立った紀平選手は、得意のトリプルアクセルでバランスを崩したことについて「トリプルアクセルは、練習で決まっていて調子がよかった分、悔しい。失敗した理由が思いつかないぐらい技術的にはよかった。6分間練習直後の滑走順だったので、落ち着いて確認してからリンクに立てばよかった」と悔やんでいました。 後半のフリーに向けては「4回転ジャンプに挑戦するつもり。トリプルアクセルも2本とも決めて完璧な演技で自己ベストを更新して優勝したいが、まずは自分の演技に集中したい」と意気込んでいました。 宮原「落ち着いてできた」 ショートプログラムで2位につけた宮原知子選手は「大きなミスがなかったのはほっとしているが、まだまだしっかりできると思う。一つ一つ丁寧にいきすぎ、もうちょっと思い切っていってもよかったかなと思う」と冷静に演技を振り返りました。 そのうえで「グランプリシリーズの2大会と比べ、落ち着いてできたのでそこはよかった。グランプリシリーズではショートプログラムの時にむだに緊張している自分がいた。落ち着いて直前の6分間練習からしっかりやるというのを意識できたのがよかった」と話していました。 フリーに向けては「今まで練習してきたことを本番で出すことがグランプリシリーズではできなかったので、その悔しさを晴らすため自分の演技に集中したい」と話していました。 坂本「スピードが出なかった」 3位だった坂本選手は「ミスなくまとめようと思い、スピードが出なかった。もうちょっと滑ることができたらクリーンなジャンプが飛べた。慎重になりすぎた」と振り返りました。 21日のフリーに向けては「集中し直してベストな状態で踊れるようにしたい。作り上げてきた世界を見せたい」と話していました。 女子ショートプログラム順位 1位 紀平梨花(関西大学KFSC)得点: 73.98 2位 宮原知子(関西大学・木下グループ)得点:70.11 3位 坂本花織(シスメックス)得点:69.95 4位 樋口新葉(明治大学/ノエビア)得点:68.10 5位 山下真瑚(中京大中京高校)得点:66.64 6位 本田真凜(JAL)得点: 65.92 7位 川畑和愛(N高東京)得点:65.53 8位 永井優香(早稲田大学)得点:64.78 9位 横井ゆは菜(中京大学)得点:62.90 10位 新田谷凜(中京大学)得点:62.27 11位 吉岡詩果(植草学園大学附属高校)得点:60.89 12位 竹野比奈(福岡大学)得点:59.52 13位 浦松千聖(中京大中京高校)得点:59.16 14位 河辺愛菜(関西大学KFSC)得点:56.52 15位 廣谷帆香(岩手大学)得点:54.68 16位 三宅咲綺(岡山理大附高校)得点:54.26 17位 千葉百音(仙台FSC)得点:52.76 18位