俳優の阿部寛、北村匠海、瀬々敬久監督が23日、岡山県で映画『とんび』(公開中)の「ただいま岡山! 大ヒット御礼会見」を開いた。

岡山は本作の撮影地。今回、阿部と北村、瀬々監督が訪れた岡山県・大谷地区の商店街は、阿部演じるヤスをはじめとした“備後の町の人々”が生活する「みゆき通り商店街」の撮影場所。撮影以来に思い出の地に凱旋するキャスト監督陣を歓迎すべく、商店街の入り口には、大きな「みゆき通り商店街」の大きな看板、そしてそれぞれのお店も撮影当時の看板が掲げられ、『とんび』の世界観を完全再現。さらに商店街の中央にはレットカーペットが敷かれ、阿部らキャスト監督陣の約1年半越しの凱旋を温かく歓迎した。

イベント終盤には“故郷”岡山の人たちから、本作の公開と今回の凱旋を祝し、キャスト・監督陣へサプライズのプレゼントが。本作の中で、父・ヤスと息子・アキラ(北村)が御神輿を担ぎ、町の人々がふたりを温かく見守るという、感動的なシーンがあるが、それを再現する形で、「みゆき通り商店街」に御神輿が登場。「わっせい! わっせい!」という力強い掛け声とともに御神輿の登場で、キャスト・監督陣を祝福した。

原作は人気小説家・重松清氏が親子の絆を描いた同名小説。過去にも2012年にNHKでドラマ化、翌13年にはTBSで連続ドラマ化もされた。物語の舞台は広島県備後市。市川安男ことヤス(阿部)は、愛妻との間に待望の息子・アキラ(北村)を授かったが、幸せも束の間、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し続ける感動ストーリーが描かれる。

■映画『とんび』本予告

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