俳優の小栗旬と星野源が共演する映画『罪の声』(今秋公開)の新キャスト10人、特報映像、小栗と星野が真剣な表情でそれぞれ反対方向を見つめており、2人の運命がどのように交錯していくのか、期待が高まる新ビジュアルが解禁になった。

 原作は、フィクションでありながら、昭和最大の未解決事件をモチーフに、作者の綿密な取材と着想が織り混ぜられ、事件の真相と犯人像が“本当にそうだったのではないか”と思わせるリアリティーに溢れた物語で話題に。小栗が昭和最大の未解決事件を追う特別企画班に選ばれ、残された証拠を元に取材を重ねる大日新聞の新聞記者・阿久津英士、星野が京都で亡くなった父から受け継いだテーラーを営む曽根俊也を演じている。

 新キャストは、俊也の妻・亜美を市川実日子、俊也の母・真由美を梶芽衣子、若き日の真由美を阿部純子、俊也の叔父・達雄を宇崎竜童が担当。そのほか、自らが取材した事件の資料を阿久津に提供する水島洋介を松重豊、大日新聞の社会部事件担当デスク・鳥居雅夫を古舘寛治、阿久津と俊也が事件を追う中でたどり着くも、消息を絶った生島一家の母親・生島千代子を篠原ゆき子、生島一家の娘・望を原菜乃華、俊也が懇意にしているスーツの仕立て職人・河村和信を火野正平、麻雀店の元オーナー・須藤みちを正司照枝が演じるなど、実力派キャストが集結した。

 特報映像は、物語の発端となる脅迫テープの子どもの声からスタート。その声が自分の声だと気づき戸惑う俊也、その俊也の前に取材に現れた阿久津に「帰ってください!」と言い放つも、阿久津は「真実を明らかにすることに意義があります」と説得。最後は阿久津が「本当の罪人を、引きずり出します」と力強い言葉を放つなど、緊迫感あふれる映像になっている。