久保見せ場なく途中交代のマジョルカ、数的不利も残留争い直接対決でドロー
#久保建英
マジョルカに所属する日本代表MF久保建英は、6試合連続の先発出場を飾った。

前節はバルセロナとの古巣戦に臨んだ久保。今節ではリーガ・エスパニョーラ第17節でセルタと敵地で対戦。18位マジョルカと17位のセルタによる残留争い直接対決で、久保は右ウィングで先発している。

試合は立ち上がりからホームのセルタがボールを支配。右に置かれた久保にはなかなかいい形でボールが入らない。すると20分には、左サイドのクロスからラフィーニャが頭で合わせ、セルタが先制に成功する。
それでも、マジョルカはロングスローからVARの末にPKを獲得すると、サルバ・セビージャが沈め、試合を振り出しに戻す。しかし、久保は高い位置でなかなかボールを触ることができず、前半終了の笛を聞くことに。

後半に入ると、早々にマジョルカはPKを献上。これをエースのイアゴ・アスパスがしっかりと決め、セルタが再び一歩前へと出る。結局、77分には久保は交代となった。

その1分後にはマジョルカDFライロが2枚目のイエローカードで退場となるが、ワンチャンスを活かす。84分、左サイドのクロスから相手のクリアミスを誘い、アンテ・ブディミルが押し込む。

結局2-2のドローに終わり、マジョルカは4試合勝利なしとなった。